「ECコネクター®TransForm」導入の背景・課題
取引先(小売店)ごとに異なる「独自のCSVルール」が、商品登録の壁に。
自社の商品マスタデータを各小売店やモールへ提供する際、最大の壁となるのが「納品先ごとに異なるCSVフォーマット」への対応です。
複数の取引先を持つ事業者様では、以下の課題を抱えていました。
- 店舗別のフォーマット対応
A店は「独自のカラー名称が必要」、B店は「商品説明分を60文字以内でカット」や、店舗ごとに異なる項目名での変換など、各社独自のルールが混在。 - 更新遅延とミス
商品数や取引先が増えるほど、CSV作成に数日を要するようになり、情報の更新遅延や人為的なミスが常態化していた。
「ECコネクター®TransForm」による解決策
「1つのマスタ」から「多店舗向けデータ」を生成するパイプラインを構築
これらの課題に対し、TransFormを導入することで、共通の商品マスタCSVを各小売店専用のフォーマットへ一括変換する仕組みをノーコードで構築が可能です。
- 高度な関数を組み合わせた「店舗専用ロジック」の構築
TransFormの管理画面上で、A店用、B店用……と、それぞれの指定フォーマットに合わせたマッピング設定を作成。
【変換設定例】※一部抜粋
| 変換種別 | 変換例詳細 |
|---|---|
| 結合 | 分割されたデータを、1つの項目に自動結合。 例) 「ブランド名」・「商品名」 → 「ブランド名+商品名」 |
| 抽出 | 商品説明文に入っているデータのうち、左から30文字までのデータを連携 |
| 自動計算 | 四則演算 / 金額の端数処理(四捨五入・切り上げ・切り捨て)を自動適用。 例)卸価格 × 0.65(四捨五入) 59,500 × 0.65 = 38,675 |
| 置換 | 自社の「カラーコード」を店舗指定の「カラー名称」へ一括変換。 例) #FFFFFF → ピュアホワイト #000000 → ミッドナイトブラック |
| 置換 | カナの半角・全角による表記揺れを統一。 (半角→全角に変換 / 全角→半角に変換) |
【結合と抽出】
「ブランド名+商品名」の結合や、文字数制限に合わせた自動カットを設定。
【価格の自動計算】
自社マスタの卸価格に、店舗ごとの掛け率(×0.65など)や端数処理(四捨五入・切り上げ・切り捨て)を自動適用。
【項目の置換】
・自社の「カラーコード」を、店舗指定の「カラー名称」へ一括変換。
・項目内にあるカタカナ表記を 全角→半角 / 半角→全角に一括置換。
💡変換設定時には項目ごとにテストをしながら設定していくことも可能です。
- シミュレーション機能による徹底検証(Freeプランの活用)
まずはFreeプランを利用し、特定の1店舗分の設定を作成。
マニュアルの手順に沿って、実際のデータがどう変換されるかを実際に操作しながら確認。 -
Advancedプランへの移行と「変換設定」の無制限保存
Advancedプランの「変換設定を無制限に保存できる」強みを活かし、取引先ごとの設定を次々と作成。
一度保存すれば、次からはマスタをアップロードするだけで、全店舗分のCSVが数分で揃う環境を整えることが可能です。
導入後の効果
多店舗展開のスピードを劇的に向上させ、管理コストを最小化が実現可能です。
- 作業時間の圧縮
これまで1店舗ずつ数時間かけていたCSV作成が、TransForm上で設定を呼び出して実行するだけの「数分」に短縮。
※CSVファイルの容量によっては変換に時間がかかる可能性もございます。 - 多店舗展開の容易化
新規の取引先が増えても、既存の設定をコピーして微調整するだけで対応できるため、スピーディーな販路拡大が可能に。 - 属人化の解消とデータの正確性向上
複雑なマクロや個人の力に頼らず、管理画面に「変換定義」が保存されることで、誰でも正確なデータを生成できる体制を実現しました。
すべての店舗へ、常に最新かつ正確な商品情報を届けることが可能になります。
まとめ:「変換設定の資産化」が、ビジネスの拡張性を支える
商品マスタの多店舗展開において、「ECコネクター®TransForm」は単なる変換ツールではなく「データ連携のハブ」として機能します。
特にAdvancedプランは、設定を無制限に保存できるため、取引先が増えれば増えるほど、その導入効果(投資対効果)は高まります。
【まずは無料でお試し】CSV変換のストレスをゼロに
「ECコネクター®TransForm」は、初期費用・月額費用ともに完全無料で使い始めることができます。
- 本番運用の前に、Freeプランにて実際のデータを使った変換シミュレーションができる※全変換機能利用可能
- Freeプランでも変換設定の保存が可能 ※Advancedプランの場合は無制限
「手作業のExcel加工から卒業したい」とお考えの方は、ぜひその利便性を体感してください。