「ECコネクター®TransForm」導入の背景・課題
システム間の「データ構造のズレ」が、受注処理のボトルネックに
ECサイトで発生した受注データを基幹システムへ取り込む際、多くの事業者が「データ構造の不一致」に悩まされます。
特に、1つの受注データ(1行)を、基幹システムの仕様に合わせて「明細行(複数行)」として展開しなければならないケースでは、以下のような課題が発生していました。
- 明細行分割の複雑さ
「送料」や「手数料」「ポイント利用額」などを、基幹システム側では独立した明細行として取り込む必要があるが、ECカートの書き出し形式が対応していない。 - 手作業によるリスク
受注1件ごとにExcelで計算し、行を挿入して金額を振り分ける作業は、件数が増えるほどミス(金額の不整合や行のズレ)が発生しやすく、基幹システム側でのエラーの原因となっていた。 - 出荷までのタイムラグ
受注を取り込むためのデータ加工に時間がかかり、当日出荷の締め切りに間に合わない、あるいはそのために人員を割かなければならない状況だった。
「ECコネクター®TransForm」による解決策
「明細行追加機能」により、基幹システムが求める行構成をノーコードで再現
TransFormの「明細行追加」機能を活用し、ECカートから出力される1行の受注データを、基幹システムが取り込める「明細行に分かれた複数行のデータ」へと変換します。
- 明細行の生成
「明細行追加」設定に基づき、1つの受注データに対して「送料行」「手数料行」などの新しい行を追加が可能です。
手作業で行を挿入し、数値をコピー・ペーストする手間がなくなります。
※数値は受注データに含まれる値を参照するだけでなく、「固定値」や「数式」による設定も可能です。 - 固定値の設定による「識別コード」の付与
追加した「送料」や「決済手数料」などの行に対して、基幹システム側で判別するための「商品コード」や「勘定科目コード」を固定値として設定できます。
これにより、元のCSVには存在しない、システム連携に不可欠な項目を補完した状態でデータを作成できます。
例)「送料」の明細行追加をしたい場合
連携元となるCSVデータの項目 出力したいデータ 商品管理番号 固定値[9999999]として登録 商品名 固定値[配送料]として登録 単価 対象となる受注番号の[送料]に登録されているデータを登録 受注数 固定値[1]として登録 
例)「決済手数料」の明細行追加をしたい場合
連携元となるCSVデータの項目 出力したいデータ 商品管理番号 固定値[1111111]として登録 商品名 固定値[決済手数料]として登録 単価 固定値[500]として登録 受注数 固定値[1]として登録 
導入後の効果
複雑な「明細行の作成」が自動化されたことで、基幹システムへの登録プロセスが改善されました。
- 伝票登録業務のスピードアップ
手作業での行挿入や数値の転記といった加工工程を軽減できます。
変換後のCSVをそのままインポートできるため、受注から伝票登録までの時間を短縮することが可能です。 - 入力ミスの防止と精度の向上
基幹システムの仕様に合わせた「行構成」と「識別コード」が正確に付与されます。データ不備による取り込みエラーや、それに伴うデータの修正・再登録の手間がなくなりました。
まとめ:システムの「仕様」に合わせる苦労をなくし、理想の連携フローへ
「基幹システムの受入仕様に合わせるために、手作業は避けられない」と諦める必要はありません。
「ECコネクター®TransForm」の「明細行追加機能」を活用すれば、既存システムの制約に縛られることなく、今あるデータを「理想の形」へと橋渡しできます。
データの構造変換という最も複雑な部分をツールが肩代わりすることで、現場は「加工」という作業から卒業し、ビジネスを前進させるためのコア業務へ集中できる環境が整います。
【まずは無料でお試し】CSV変換のストレスをゼロに
「ECコネクター®TransForm」は、初期費用・月額費用ともに完全無料で使い始めることができます。
- 本番運用の前に、Freeプランにて実際のデータを使った変換シミュレーションができる※全変換機能利用可能
- Freeプランでも変換設定の保存が可能 ※Advancedプランの場合は無制限
まずはフリープランで、貴社の基幹システムが求める「理想のCSV形式」を一度再現してみてください。