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スペシャルティコーヒーのパイオニア BtoB EC導入による次なる飛躍

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ECシステム導入の決め手になるもの

-堀口珈琲様の事業概要を教えてください。

高山様
私たち堀口珈琲は、1990年に創業したスペシャルティコーヒーの専門店です。今年で創業35年を迎え、常に高品質のコーヒーを取り扱うことにこだわってまいりました。今では、スペシャルティコーヒーのパイオニアと呼ばれることもあります。
事業内容としては、生豆の調達から焙煎、販売までを自社で一貫して行っております。卸売や小売に加え、自社運営の喫茶店もあり、コーヒーに関わる事業を上流から下流まで網羅しています。
現在は、東京都内に5店舗、上海にフランチャイズ店を2店舗展開しており、約70名の従業員で運営しています。多店舗展開しているわけではないため、知名度の面ではまだ発展途上ではありますが、高品質なスペシャルティコーヒーを提供するロースターとして、業界内で名の挙がる存在になっていると自負しております。

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-高山様の業務について教えてください。

高山様
私は営業部に所属し、主に業務用の卸売を担当しています。当社のコーヒーは、北海道から沖縄まで全国約350社の事業者様にご利用いただいています。既存のお客様や新たにお取引をご希望されるお客様への対応に加え、展示会への出展なども行っています。

-お取引されているのは、どのような業態の事業者様が多いのでしょうか?

高山様
全体の80%以上がカフェや喫茶店を営まれている事業者様です。そのほかには、レストランが約10%、さらに宿泊施設やオフィスコーヒーなど、さまざまな業態の方々にもご利用いただいています。

-御社のEC事業はいつ頃から展開されていますか?

高山様
小売のECサイトについてはかなり前から運営していますが、業務用卸売向けのECおよび「ECコネクター」の導入は、2020年10月頃から始まりました。

-BtoB EC立ち上げと同時にECコネクターを導入いただきましたが、導入前に抱えていた課題について教えてください。

高山様
以前は、電話・FAX・メールといった複数の手段でご注文を受けており、そのたびに注文内容を手動で販売ソフトに入力していたため、非常に手間がかかっていました。また、誤入力や聞き取りミスなど、ヒューマンエラーのリスクも常に存在していました。こうした「人を介する手間」と「ミスのリスク」が、大きな課題となっていたのです。

-カートシステムとして「Bカート」、データ連携ツールとして「ECコネクター」を導入いただきましたが、最終的な決め手は何だったのでしょうか。

高山様
カートシステムについては、5社ほど比較・検討しました。最終的な決め手は、Bカートの基本機能だけで当社が求める運用が十分に実現できると感じたこと、そして費用面でのメリットです。BtoB向けECであるため、デザイン性にはあまり重きを置いておらず、初期費用やカスタマイズがほとんど不要だった点も大きなポイントでした。

より良いサービス提供を目指してECシステムを最大限活用

-導入後、特に印象に残っている点や、社内での反応についてお聞かせください。

高山様
やはり、業務効率が飛躍的に向上したことが最大のポイントです。販売に関わるスタッフからも非常に好評で、現在も継続して高い満足度を得ています。Bカート経由でのご注文については、商品名や数量などの入力ミスもなく、安心して処理ができています。作業効率の向上により、取引件数とともに受注件数も年々増加していますが、それに伴う受注業務の工数はむしろ減ってきており、大変助かっています。

-導入後、弊社のサポート対応についてのご意見やご要望があれば教えてください。

高山様
何か困ったことがあっても、すぐにサポートへ連絡し、迅速に対応していただける印象があり、大変助かっています。ただ、ECコネクターの本来のポテンシャルは、まだ十分に活かしきれていないと感じています。新バージョンのECコネクターにより、できることも増えていると聞いていますので、今後さらに活用の幅を広げていけるよう、ご支援いただけるとありがたいです。

-最後に、御社の今後の展望や取り組みについて教えてください。

高山様
営業担当として、全国の事業者様に堀口珈琲の魅力をお伝えし、取引先をさらに拡大していきたいと考えています。その根底には、「おいしいコーヒーを多くの人に楽しんでほしい」という想いがあります。
日本全国でおいしいコーヒーが飲める場所を増やし、「美味しかった」「このコーヒーがあるから明日も頑張れる」といった声をいただけるようなコーヒーを提供し続けたいと考えています。そのためのツールとして、ECコネクターやBカートを今後も最大限に活用していきたいです。

使用サービス

ECデータの変換と連携 EAI

異なるサービス・システム間のデータ変換・連携を実現。店舗・チャネル(各モール・自社EC)ごとに取得している各種データを基幹システムや倉庫管理システム(WMS)、マーケティングシステム等に対してデータ変換と連携を実施。16のカート・モールシステム、34の各種サービスと連携済。

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