Bカート×ECコネクター システム連携による業務革新

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ECサイト5店舗を運営し、多岐にわたり商品展開する中で、商品管理のデジタル化を推進するべく、ECカートシステム「Bカート」を導入。基幹システムとの連携を実現するため「ECコネクター」を採用し、システム連携による効率化を実現。

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業界先駆けのEC展開

―メモリアルアートの大野屋様の事業内容およびサービスを教えてください

樋口様
仏事やご供養に関する事業を行っておりまして、小平・多摩エリアにお住まいの方々の墓石販売からはじまり、昨年創業85周年を迎えました。墓石に加え、お仏壇・仏具など事業を拡大していく中で、EC事業はその仏壇の販売からスタートしました。また、いつでも身近に故人をしのぶことができるよう「手元供養」という新しい分野のオリジナル商品を今から15年前の2010年に開発しました。
販路としては、卸販売と小売販売です。かつてはFAXを中心とするアナログな受注形式でしたが、現在は様々なシステムの導入によりデジタル化が進んでいると感じています。

―EC事業の取り組みは、いつ頃から始められたのでしょうか

樋口様
2003に楽天での販売を開始しました。おそらく業界に先駆けてEC事業に取り組んだと考えています。現在は、自社ECサイト2店舗のほか、楽天、yahooショッピング、Amazonへ出店しています。

―自社ECサイトについて教えてください

樋口様
ひとつはEC事業開始時期から仏壇・仏具から神棚、毎日ご使用になるお線香やローソクなど販売する公式オンラインストアです。もうひとつは、手元供養ブランドの専門オンラインストア「Soul Jewelry」という2つの店舗を運営しています。
私は、主に販促企画を担当しています。自社「Soul」ブランドの商品をはじめ、全国の仏壇店様や葬儀社様に当社の商品を仕入れていただき、最終的に一般のお客様にお届けする流れになっています。そのためのプロモーションや、リアル店舗での販売促進を担当しています。そのほか、外部の会社とやり取りしながらシステムの運用改善なども担っております。

―弊社のECコネクターを導入いただいたきっかけと導入前の課題感を教えてください

樋口様
きっかけは、2019年に株式会社Dai様の「Bカート」の導入を決意したことです。それまではお客様からご注文内容をFAXでいただいて、事務担当者が基幹システムに都度入力、手配をしてFAXを返信するというかなりアナログな受注業務をしていました。そこで、デジタル化を進め、効率化できるようにと考え、いくつかの候補の中からBカートを選びました。その中で、Bカートと基幹システムを連携するための仕組みを検討していたのですが、Dai様からのご紹介を 受けてECコネクターを導入しました。

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データ連携でみえてきた継続的な改善とアップデートの重要性

―導入後の社内の反応はいかがでしょうか

樋口様   
当時はかなり革新的な出来事でした。それまではすべて手動で行っており、在庫の確認も電話で都度行うなど、多くの手間がかかっていました。 弊社の商品は種類も多く、在庫品だけでなく受注生産のジュエリー(プラチナやゴールド素材を使った場合もあります)など、商品展開も多岐に渡っておりますが、その商品情報の管理も人を介して行っていました。BカートとECコネクターを通じて連携できるようになったことで、全ての情報が基幹システムに集約されるようになったのです。 手動での作業が大幅に削減され、システム連携による効率化は担当者にとって衝撃的でした。結果として、工数もおよそ半分になったと聞いています。

―運用していく中で印象に残った出来事はありますか

樋口様
導入のタイミングが、私が育休明けで職場復帰した頃と重なりまして、社内で指示を受けながらECコネクターのマッピング作業を担当したことが印象に残っています。ただ、システムを使い始めてからは、特に大きなトラブルもなく、管理にかかる手間が大幅に減ったと感じました。加えて、久さんのシステムも新ECコネクターにリニューアルされたことで、弊社側でマッピングの設定やデータの管理状況も可視化できるようになり、進歩を感じています。

 また、その後ECコネクターを通じてロジレスの導入と連携も実装いたしました。導入までにはさまざまな苦労もありましたが、その都度久さんに相談させていただき、単なるシステムの連携だけでなく、課題をしっかり受け止めて、全体の改善を目指して真剣に取り組んでくださるところがとても安心できました。私はシステムやITの専門家ではないこともあり、何か困ったときには「久さんに相談してみよう」と気軽に頼れて人間的な温かさも感じています。同時に、基本連携のフォーマットの中でシステムを繋いでいく必要があるとも思うので、弊社側もシステムの改善に取り組みつつ、主体性を持ちながら積極的に関わっていきたいと考えています。

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ECデータの変換と連携 EAI

異なるサービス・システム間のデータ変換・連携を実現。店舗・チャネル(各モール・自社EC)ごとに取得している各種データを基幹システムや倉庫管理システム(WMS)、マーケティングシステム等に対してデータ変換と連携を実施。16のカート・モールシステム、34の各種サービスと連携済。

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